読書日誌:医療の質──谷間を越えて21世紀システムへ
読了日:2006/10/31
書名:医療の質──谷間を越えて21世紀システムへ
著者:米国医療の質委員会/医学研究所
出版年:2002年
出版社:日本評論社
コメント:
「人は誰でも間違える」に続く米国医学研究所(Institute of Medicine)による最終レポートの邦訳。
医療安全に焦点を絞った前書に続き、本書ではさらに医療の質全体を俯瞰して、医療提供システムの再構築を提言している。
本書の書き出しはこうである。
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米国の医療提供システムは抜本的改革の必要に迫られている。患者、医師、看護師、そして医療界のリーダーたちは、現在の医療が、本来提供できるはずの医療を提供していないという懸念を抱いている。患者と医師双方にある不満はおそらくかつてなかったほど高まっている。しかし、問題はまったく手つかずのまま放置されている。今日、医療は、あまりにも多くの有害な結果を招いており、本来患者が医療から受けてしかるべき恩恵を日常的に提供できるものになっていない。(中略)
われわれが日常受けている医療と受けられるはずの医療との間には、小さなすき間というよりは深い谷間(chasm)が横たわっているのである。
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「CROSSING THE QUALITY CHASM」は本書の原題。



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