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アレクセイと泉

4月25日、高知県立美術館ホールで原発さよならネットワーク高知主催の「アレクセイと泉」上映会があり、行ってきた。
「アレクセイと泉」(SOSNA FILM、監督:本橋成一、2002年)は、チェルノブイリ原発事故でひどい汚染を受けたベラルーシの寒村ブジシチェ村の人びとの暮らしを描いたドキュメンタリー。
事故前、人口が600人だった村は、55人の老人と唯一の若者(1966年生まれ)アレクセイだけの限界集落になってしまった。森や作物、建物などいたるところから放射能が検出されるが、村の生活の中心となっている泉の水だけは放射能は検出されていない。

映画は、そんなブジシチェ村の老人たちとアレクセイの日々の淡々とした暮らしぶりを淡々と描いていく。老人たちを淡々と描く点では「阿賀に生きる」を、消え行こうとしている昔ながらの自給自足的生活を描いている点では「ぼくの村は山をおりた」を想い起こさせる。泉のほとりに神様を祀っているのも、何教であれ、世界のあちこちにある風景だろう。どこか懐かしい。

ブジシチェ村という村落は、おそらく(こんな事を言って不遜だが)近い将来、廃村にならざるを得ないだろう。だが、村が絶滅するまでは人は生き続ける。そして泉は(たぶん)こんこんと湧き続ける。

改めて、事故を起した原発を、そして原発を作り出した人間の罪深さを想った。

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Comments

 すみません。2回もTBしてしまいました。わたしは最終で映画を見ました。

 良い映画でしたが、鑑賞した人が少ないのは残念でした。

 高知の山間部も似たような地域があります。ほとんど自給自足の生活の人たちのほうが生物としてはたくましいのではないのでしょうか。

 自然と共存していますし。

Posted by: けんちゃん | May 01, 2008 at 02:48 PM

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