読書日誌:自動車の社会的費用
読了日:2011/04/08
書名:自動車の社会的費用
著者:宇沢弘文
出版年:1974年
出版社:岩波新書
コメント:
本書からの引用。
--------------------------------------------------
ある経済活動が、第三者あるいは社会全体に対して、直接的あるいは間接的に影響を及ぼし、さまざまなかたちでの被害を与えるとき、外部不経済(external dis-economies)が発生しているという。自動車通行にかぎらず、一般に公害、環境破壊の現象を経済学的にとらえるとき、この外部不経済という概念によって整理される。このような外部不経済をともなう現象について、第三者あるいは社会全体に及ぼす悪影響のうち、発生者が負担していない部分をなんらかの方法で計測して、集計した額を社会的費用と呼んでいる。
--------------------------------------------------
上記のような概念にもとづき、自動車の社会的費用とその内部化の方途について思索を巡らせた書。2009年時点で第37刷を数える、岩波新書のロングセラーである。



Comments