訃報:COML辻本好子さん
6月18日、ささえあい医療人権センターCOML代表、辻本好子さんが亡くなった。1990年に「賢い患者になりましょう」を合言葉にCOMLを立ち上げて以来、目覚ましい働きぶりだった。おいらは辻本さんと直接の面識はなかったが、各種の講演やシンポジウムのパネリストとして何度もお目にかかってきた。
医療者-患者関係において、おいらが持論である「両側から超える」を語るとき、両側の一方である「患者側から超える」営みとは、辻本さんやCOMLの活動をモデルとしてイメージしてきた。昨年ある機関誌においらが寄せた小文の中でCOMLの記事の一部を引用しているが、この記事の筆者は辻本さんである。
COMLのニューズレターに書いていた自身の患者体験記では、辻本さんは自ら信ずる「患者道」を身をもって実践しているかのようだった。COMLブログでも、辻本さんは今月まで文章を寄せ、生前最後の投稿となった文章で、深刻な病状についてカミングアウトしている。だがこの文章にも辻本さんらしい冷静さと軽妙さが滲んでいて、今、あらためて読むと何ともいえない気分になる。
何はともあれ、辻本さん、お疲れさまでした。ご冥福を祈ります。




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